「攻略本」と作者自ら位置づける「菊雪日記」では、文体や語彙、季語、切れ字、定型、仮名遣い、典拠、自選、配列、書物としてのレイアウトなど、俳句を作り、発表するという一連の行為に関する氏の考えが次々と述べられており、刺激的な俳論として読むことができます。