第26回「毎日俳句大賞」
1月31日の毎日新聞朝刊で入賞作品を発表いたしました
予選通過句はこちらで公開中です
一般愛好者の短歌や俳句を、大きく紙面を用いて掲載する新聞がある国は、世界でおそらく日本だけです。「新聞俳壇」「新聞歌壇」のことです。
俳句の大衆化は江戸時代に始まっていました。そうした歴史も、新聞歌俳壇が今につづく理由のひとつといえるでしょう。将来は国際化がすすみ、多言語メディアによる掲載が始まるかもしれません。
日本で新聞俳壇ができたのは明治も中ごろです。新聞俳壇の歴史と事象について、本サイトでも少しずつ紹介していく予定です。
INFORMATION
2023.01.29
2023.01.29
2023.01.21
2月1日〜4日
・青空に触れし枝より梅ひらく(片山由美子)
・天上も春遠からず鳶の笛(杓谷多見夫)
・鬼やらひけふ横雲のばら色に(森 澄雄)
・立春の天地朗らか我も亦(室積波那女)
心打たれるたくさんのご応募、誠にありがとうございました。 秀作発表は、2023年2月末頃の予定です。
【傍題】
無責任男の忌
スーダラ忌
ハイ!それまでよ忌
分かっちゃいるけどやめられねぇ忌
【解説】
「ハナ肇とクレージーキャッツ」のメンバー。俳優でありコメディアンであり歌手でありギタリストでもあった。2007年3月27日、80歳にて死去。(NO4.を期間限定で公開いたします。次回は、NO.5を公開予定です)
◇『俳人協会賞作品集 第三集』を読む(俳句αあるふぁ編集部)
『俳人協会賞作品集 第三集』は、平成9~30年度までの33冊を収めます。全4回にわたり、トピックごとに受賞句集を読み解いてみました。
【1】諧謔と抒情の時代
【2】昭和俳句の残響
【3】地方の視点
【4】有季定型の成熟
◇「俳人協会所蔵名品展 -近世俳諧の潮流・歴代会長八名の足跡-」
公益社団法人俳人協会は昨年(令和3年)、創立60周年を迎え、 60周年記念事業として、俳句文学館(東京都新宿区)にて、上記特別展を開催しました。
【6】『証言・昭和の俳句』を読み終えて(最終回)
『証言・昭和の俳句』を通読して得られる刺激や感想は多種多様です。単独でインタビュアーの役目を全うし、そして次世代への記憶の継承を願って復刊にこぎつけた黒田杏子氏の苦労が結実したこの一冊が、「平成/令和の俳句」の歴史として回想される日もあるかもしれません。