若き日に高浜虚子に師事し、生涯にわたって虚子を追求してきた伝統俳句の雄・深見けん二氏が、99歳で長逝されたのは、2021年9月15日のことでした。本書は生前に準備し、あとがきに自ら「最後の句集」と記した句集です。