『はじまりの音』(平成18年)につづく第2句集。日々の生活の中に浮かび上がる微妙な機微が掬い取られた句、子どもを詠んだ句が多いのも特徴です。母としての自分をたしかめ、子どもに思いを傾けるさまが、深い心でうたわれています。