「海原」同人、「鬣TATEGAMI」編集人である著者の第3句集。「鬣TATEGAMI」に掲載された連作を中心に編まれています。連作には知人・友人らの死を創作の契機としたと想像されるものが多く、同時代をともに生きた他者への敬意の記憶に満ちあふれた、切ない一冊です。