飯田龍太門の著者が福田甲子雄(昭和2~平成17年)の句を鑑賞した一冊。甲子雄は飯田蛇笏・龍太に師事して「雲母」を支えた俳人で、蛇笏・龍太と同じく、山梨の風土の中で作句していました。著者もまた山梨に根付いた俳人であり、生前の甲子雄の謦咳に接した一人です。