昭和5年に女性による最初の結社誌『玉藻』を創刊するなど、昭和期を代表する女性俳人のひとりである星野立子。公益財団法人上廣倫理財団では、女性俳人の優れた句集を表象する星野立子賞を実施してきました。本書は創設10年の節目にこの賞の来し方をふり返るものです。各受賞句集の秀句と選評、受賞の言葉と、現在の著者による回想、自選30句が掲載されています。