◇第3回「地方の視点」 1950年代の俳壇では、地方在住の俳人に注目が集まり、「風土」がキーワードになったことがありました。それは「運動」とも呼べる現象であり、やがて沈静化していきました。しかし、もちろんのことですが、地方の俳句が消滅したわけではありません。