一般愛好者の短歌や俳句を、大きく紙面を用いて掲載する新聞がある国は、世界でおそらく日本だけです。「新聞俳壇」「新聞歌壇」のことです。
俳句の大衆化は江戸時代に始まっていました。そうした歴史も、新聞歌俳壇が今につづく理由のひとつといえるでしょう。将来は国際化がすすみ、多言語メディアによる掲載が始まるかもしれません。
日本で新聞俳壇ができたのは明治も中ごろです。新聞俳壇の歴史と事象について、本サイトでも少しずつ紹介していく予定です。
INFORMATION
2024.04.01
2023.09.30
2023.07.30
〈お詫び〉
夏井いつき氏連載:発掘忌日季語辞典
NO18.「力石徹忌」の発表について
長らく発表をできずにおりましたこと、心よりお詫び申し上げます。
このたび「株式会社 夏井&カンパニー」に、
すべてのご投句を大切にお届けいたしました。
https://natsui-company.com
夏井先生のご選、および種々のご準備を整えてくださり次第、
発表をしてくださることと存じます。
経緯のお知らせもできないまま、2年近くなりましたこと、
重ねてお詫び申し上げます。
〈本連載で今までにとりあげた忌日季語一覧です〉
01おそ松くん忌
02ダイアナ妃忌
03オオカミ忌
04植木等忌
05百円札忌
06アベベ忌
07貞奴忌
08内田康夫忌
09蘇我入鹿忌
10ポンペイ忌
11永井一郎忌
12ベートーヴェン忌
13象のはな子忌
14淡谷のり子忌
15バスコ・ダ・ガマ忌
16さくらももこ忌
17中村哲忌
18力石徹忌
【6】『証言・昭和の俳句』を読み終えて(最終回)
『証言・昭和の俳句』を通読して得られる刺激や感想は多種多様です。単独でインタビュアーの役目を全うし、そして次世代への記憶の継承を願って復刊にこぎつけた黒田杏子氏の苦労が結実したこの一冊が、「平成/令和の俳句」の歴史として回想される日もあるかもしれません。